FIJ 外国人の日本への関心【海外の反応】

Foreigner's Interests in Japan 外国人は日本の何に興味を持っているのでしょうか

クールジャパン政策の問題点

   

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文化の力というのは、製品を海外の市場で売るときには非常に重要です。

私が日本人でよかったと思うのは、日本の文化が海外で広く受け入られているからで、そのため親日国が多いのでしょう。

寿司はいまや世界中にありますし、海外の若者は日本のアニメや漫画を見て育っていますし、スポーツでも、日本発祥の柔道や空手の愛好家は世界中にたくさんいます。

幅広い世代と合わせられる引き出しが多いので、親日国が多いのでしょう。

日本の文化という意味では、マンガやアニメが海外で人気ということに注目して、安倍政権も発足時にクールジャパンを世界に売り込もうとして、わざわざファンドまで作って後押しをしているのですが、これがどうもいろいろと問題があるとのことです。
Is Japan about to lose its cool?

そもそも、クールジャパン振興政策は、新しい、クリエイティブな人や企業を支援するという趣旨だったのですが、今や単なる大企業優遇策になっているとのことです。

安倍首相は2年前にクールジャパン担当大臣を任命し、2020年の東京オリンピック開催に向けて、日本のファッションや音楽、食事を世界に宣伝していこうという政策を始めました。

クールジャパンファンドなるファンドも作られ、406億円の資金が準備されました。

しかし、ひとつ大きな問題が生じます。誰が何を「クール」と判断するのかという問題です。そのため、このクールジャパンファンドが出資する事業は、大企業や利害関係者に資金が振り向けられがちだというのです。

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例えば、日本の番組を海外のテレビ局でその国の言語で放送するというプロジェクトは、日本の民放団体によって作られた団体で運営されますし、シンガポールや中国、マレーシアのショッピングモールで日本食のフードコートを作るというプロジェクトは、日本のデパート協会によって行われます。

もうひとつの問題は「クール」の問題点です。外国人から見てクールと思うことをだれが判断するのでしょうか?

例えば、海外で日本食といえば、寿司、てんぷら、すき焼きの3点セットですが、今やラーメンのほうが人気となっています。

海外の人たちは、日本の文化をかっこいいとは思っていますが、政府の政策はどこか的外れになっているという指摘です。

ひとつめの問題は、これは形を変えた業界優遇策ですね。こうした補助金めいたものは、他の政策でもあるのでしょう。結果として選挙のときに業界団体からの票が期待できるというわけです。

2つ目の問題は、確かになにがカッコいいと思うのか、何がおいしいと思うのかというのは外国人消費者の視点で考えるべきで、上から決めるものではないでしょうね。

先日、ベトナムのホーチミンで日本のラーメン店に入ったら、常連らしき欧米人が日本人におススメのラーメンを教えるというほほえましい光景を見ました。

そんなことより、税金を使ってファンドを作るんだったら、低賃金で重労働といわれるアニメや漫画のクリエーターの支援に使ったらと思いますね。このままでは成り手がいなくなってしまうのではないでしょうか。

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